「秘すれば花」わかりやすい意味とは?

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私事ですが、現在筆者は趣味の一環として
英会話教室に通っています。

ネイティブの先生とお話する時に必ずと言って聞かれるのが、
日本の歴史や文化について。

庭園

そんな時自分でも驚く程、日本と言う国について
何も知らないんだと思い知らされます。

特にことわざであったり古典であったり、
昔から言われている言葉の意味を
理解しきれていないことって良くありますよね。

例えば「秘すれば花」という言葉、
皆さんも聞いたことくらいはあるのではないでしょうか。

しかしこの意味をきちんと理解して説明できる人というのは
とても少ない気がします。

筆者も英会話教室に通い、日本について知っておかなければ!
と思わなければ一生知ることがなかった言葉かも知れません(笑)

「秘すれば花」という言葉はなんだかとても日本らしく、
それでいて芸術的な意味合いにおいては
万国共通の素晴らしい言葉な気がします。

今回はこの「秘すれば花」という言葉の意味について
注目してみることにしましょう。

 

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【TOPICS】

■「秘すれば花」、風姿花伝とは?
■「秘すれば花」わかりやすい意味とは?

 

「秘すれば花」、風姿花伝とは?

「秘すれば花」という言葉は、元を正せば
「風姿花伝」という理論書の一説です。

この「風姿花伝」とは室町時代初期の猿楽師、世阿弥が書いたもので
現代の「能」の原型になった「猿楽」の理論について
書かれているものです。

この理論書は単に「猿楽」のことだけではなく、
人生論や芸術論としても奥深いとされており
芸術や芸能に携わる人の間では、現代語訳を読まれている方が多いようです。

内容としては年齢においての稽古の心得、
演じる役ごとの注意、興行を成功させる為の工夫、
それから精神的なことについてまで、幅広く論じられています。

 

「秘すれば花」わかりやすい意味とは?

世阿弥が書いた「風姿花伝」ですが、
その中でも冒頭で紹介した「秘すれば花」という一説が取り分け有名です。

世阿弥は「花と面白きとめづらしきと、これ三つは同じ心なり」と書いており、
「花」と「面白こと」と「珍しいこと」は同じであると論じています。

つまり秘すれば花の「花」の部分は、
「面白いこと」であり「珍しいこと」であり、
「隠して秘密にするから観客を惹きつけることができ、感動させることができる」
という意味に捉えることができます。

これは芸術におけることだけではなく、
秘密にされると知りたくなる、隠されると知りたくなる、
という心理をうまく説明した言葉だと思います。

日常生活でもそういう場面、多々出てきますよね。
世阿弥のこの「秘すれば花」というたった一説に、
その全てが凝縮されていると思いませんか?

もちろん原文はもっと長くこの言葉について説明しています。
興味がある方は是非「風姿花伝」を一度ご覧になってみて下さい。
なるほど!と思うことがたくさん書かれていますよ。

日本人に生まれたからには、日本の古き良き言葉や文化についても
知っておきたいものですよね。

 

 【まとめ】

・「秘すれば花」とは世阿弥が書いた「風姿花伝」という
理論書の有名な一説である。
・その意味は「隠すからこそ面白くなり、珍しくなる」という意味で、
隠されると知りたくなるという心理を表している。

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